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| carry date | 1998年06月16日 |
| judge date | 1998年06月17日 |
| auction date | 1998年06月18日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| フィカス | 50 |
| ヘデラ類 | 32 |
| シェフレラ類 | 27 |
| ドラセナ類 | 64 |
| アナナス類 | 33 |
| フィロデンドロン・モンス類 | 57 |
| アグラオネマ・デヘン類 | 28 |
| 木本性観葉 | 61 |
| 草本性観葉 | 49 |
| その他 | 187 |
| 総合計 | 588 |
| 今年は春から鉢物の市場価格が低迷しており、生産者の栽培意欲の減退を心配しておりましたが、北は関東、南は沖俵縄県まで広い地域から大変多くの出品物を集めて、第14回全国観葉植物共進会が豊明地方卸売市場において盛大に開催されましたことをお祝い申 し上げます。 |
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本共進会は、観葉植物の消費者ニーズに即した生産振興と安定的な供給を促進し、もって消費の拡大を図ることを目的にしていますが、審査員一同その主旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。 以下、審査員を代表して審査の概要及び結果をご報告申し上げます。 |
| 1出品点数 |
| 総出品点数は588点で、その内訳は6号鉢以下が304点、7号鉢以上が284点でした。昨年の出品に比べ3点減少しました。 |
| 2審査方法 |
| 審査は、東海農政局、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、千葉県、福岡県、鹿児島県、沖縄県の行政、試験研究及び流通、小売り関係者21名で当たり、審査基準に基づき合議によって厳正に実施しました。審査は6号鉢以下の観葉植物と7号鉢以上の観葉植物部門に分かれて行い、両部門から上位5点を持ち寄り全審査員で最優秀大賞候補を選定しました。 |
| 3審査結果 |
| 最優秀大賞には、愛知県の渡辺義弘氏が出品した4号鉢のフィロデンドロンを推薦しました。また、金賞35点、銀賞50点、奨励賞6点、アイデア賞6点、努力賞1点を推薦しました。 |
| 4審査講評 |
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今年度の共進会では、冬からの天候不順で品質の低下が心配されましたが、出品物は全体的に品質が優れ、生産者の技術水準の高さが表れておりました。また、全体に病害虫に侵されたものや鉢の汚れたものも少なく、出品に関する基本的な注意点が守られ、全体的 に良い印象を受けました。 最優秀大賞に選定したフィロデンドロン‘オージー’(クッカバラ)は、従来にとらわれない仕立てと素焼きの鉢のバランスがよく、非常に商品性の高いものでした。次席のポトスは素材としては古くからあるものですが十分に作り込んであることと吊り鉢仕立てで夏の季節にぴったりの涼しく感じられた点が高く評価されました。 審査の過程でいくつかの問題点が指摘されましたので、今後の経営改善並びに共進会への取り組みの参考にしていただきたいと思います。 |
| (1)出品物の品質、生育の揃い、商品性、病害虫や葉の汚れなどは見受けられなく、全体的に前年より良いものが多く出品されていましたが、オリーブなど一部の出品物の樹形が整っていないものが見受けられました。 |
| (2)出品の品目については大鉢、小鉢とも昨年同様ですが品目に偏りがみられ、新規性のある商品が少なく物足りなさを感じました。近年消費者において観葉植物離れが見られます。全般的には仕立てや鉢がマンネリ化しているとの意見が多く出されました。その対策として、仕立て方の工夫や大鉢の物を小鉢化する等、鉢サイズを変えて生産、出荷してもらいたいと思います。 |
| (3)現在のガーデニングブームを生かし、コンテナ用、ハンギングバスケット用の素材の生産にもっと重点を置いて下さい。 |
| (4)ポット物、アレンジ用の素材として出荷されているものにつきましてはわい化剤の使い方が上手で、品質の良いものが生産、出荷されていましたが、生産量が少なすぎるという意見が出されました。 |
| (5)花付き観葉のような季節感のあるものが好まれますので、鉢花をよく研究して商品開発を行って下さい。 |
| (6)新しい試みとして、耐直射性の順化を行い戸外で鑑賞する観葉植物が生産、出荷されていました。また、これとは逆に室内で楽しめる花付き観葉をアナナス類以外で開発して欲しいという意見も出されました。 |
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これとは別に日持ちが良いと思われる品目では、今後カシやツゲなど従来から日本にある植木類を鉢物仕立てにした商品も需要の見込みがあると思われます。 以上、審査の概要と今後の生産への要望についてとりまとめました。生活に安らぎを与える観葉植物の生産に今後とも一層のご精進をお願いします。 |
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平成10年6月23日 審査長 愛知県農業総合試験場花き研究所長 早川岩夫 |