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| carry date | 2009年04月07日 |
| judge date | 2009年04月08日 |
| auction date | 2009年04月09日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| アンスリウム・スパティフィラム類 | 21 |
| アグラオネマ・デヘンバキア類 | 15 |
| フィロデンドロン・モンステラ類 | 23 |
| 草本性観葉 | 23 |
| 多肉・サボテン類 | 16 |
| シダ類 | 14 |
| フィカス類 | 13 |
| 総合計 | 180 |
| 東海鉢物品評会・2009観葉植物の部 鉢物品評会・2009観葉植物の部 合同審査会審査講評 |
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本品評会は、鉢物栽培技術の改善と品質の向上を期するとともに、消費宣伝を図り、もって鉢物営農の安定的発展に寄与することを目的としています。審査員一同その趣旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。以下に審査員を代表して審査の概要及び結果を報告申し上げます。
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| 1, | 出品点数 |
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総出品点数は419点で、その内訳は東海鉢物品評会180点、鉢物品評会239点でした。 東海鉢物品評会の主な品目別内訳は、アンスリウム・スパティフィラム類21点、アグラオネマ・デヘンバキア類15点、フィロデンドロン・モンステラ類23点、草本性観葉23点、多肉・サボテン類16点、シダ類14点、フィカス類13点などでした。 鉢物品評会の主な品目別内訳は、ドラセナ類34点、シェフレラ類36点、フィカス類21点、木本性観葉24点、多肉・サボテン類24点、ヤシ類20点などでした。 出品は、北は山形県から南は沖縄県までの19都県に及びました。 |
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| 2, | 審査方法 |
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審査は、東海農政局、千葉県から沖縄県までの主産地7県の試験研究関係者及び農業技術者11名、流通・小売り関係者8名、ガーデニング・フラワーデザイン関係者4名、計23名が当たりました。 審査員はA、Bの2班に分かれ、東海鉢物品評会部門、鉢物品評会部門に当たりました。いずれも第1次審査は、それぞれの審査員が上位40点を選出し、40点のうち最も評価する1点に3ポイント、残りの39点は1ポイントとして、その総計で得点の多い順に入賞出品物を選びました。第2次審査は、第1次で選出された40点から各審査員がさらに上位20点を選出しました。第3次審査は、第2次で選出された上位4~7点について、各班が合議にて農林水産大臣賞、品評会大賞等を決定しました。また、これらとは別に、仕立ての工夫や栽培努力が特に認められる品物から、奨励賞、アイデア賞、努力賞を選びました。 |
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| 3, | 審査結果 |
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東海鉢物品評会の農林水産大臣賞には、愛知県の荒木敏美氏が出品したフリーセア(6号鉢)を選びました。また、これに続く特別賞24点を含む入賞42点、努力賞1点を決定しました。 鉢物品評会大賞には、沖縄県の天久学氏が出品したフィカス・ウンベラータ(5号鉢)を選出しました。また、これに続く特別賞25点を含む入賞50点を決定しました。 |
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| 4, | 審査講評 |
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本品評会のねらいは、「母の日」に向けてアピールし、全国の消費者に対して情報発信することにありますが、例年に比べて出品が3割程度減少し、大変残念でした。昨年の重油を始めとする石油製品高騰の影響が尾を引いており、景気悪化による販売不振とあいまって、生産と経営を取り巻く環境はいっそう厳しさを増しております。しかし、出品物は全体的に品質の優れたものや商品性の高いものが多く、生産者の方々の努力と技術の高さが伺われる内容でした。 以下、審査の過程で気づいた点等を東海鉢物品評会部門と鉢物品評会部門に分けて申し上げます。 (1) 東海鉢物品評会の部 出品物は全体的に品質に優れ、生産管理における高い技術レベルを感じさせる品物が多くありました。新品種や寄せ植え、仕立て方法など新しいものが出品され、商品であるという意識の高まり、旺盛な生産意欲が伺われました。また、観葉植物をインテリアとして捉えることが浸透してきており、鉢の形や色、植物と鉢とのバランスを工夫した品物が多く認められました。 農林水産大臣賞に推挙したフリーセア(6号鉢)は、充実した株できで、ツヤのある褐色を基調とする斑入り葉がシックな落ち着いた印象を与え、形状が特徴的な高級感ある白色陶器鉢とのバランスも良好であり、インテリアとして申し分のない商品でした。 6号鉢以上で存在感のあるアンスリウム、アロカシア、デヘンバキア、フィカス、フィロデンドロン、レッドバナナは、ホテルなどの業務用には欠かせない重要なアイテムになりますが、家庭用としては使いづらい一面があります。ホームユースを前提とする場合は、高さ120cm以内で作り込むことが重要です。鉢サイズは4~5号を中心とする商品提案が有効であり、さらに小さな3号鉢の品物も期待されるところです。 今回の品評会では、素材として今後有望と思われるものが多くありました。今後はインテリア性のある商品として完成させる努力をお願いします。その際の基本にラベルがあります。新品種には必ずラベルを付けるようにしてください。名前と簡単な性質・管理方法を記載することが必須です。さらに、オリジナルな商標やマークで差別化を図ることも重要です。陶器鉢は、高級感を出すために有効ですが、植物の品質やバランスを考慮することが前提となります。また、家庭での扱いやすさ、観賞後の取り扱いも考慮する必要があります。プラスチック素材でセンスの良いものを選択することも有効ですので、陶器鉢とプラ鉢の使い分けが重要です。 その他、節油のための密植が原因と思われる軟弱徒長のものやブルーのプラ鉢など植物の緑色との配色バランスが悪いものなどが認められました。カラーコーディネートは商品性を左右する重要な要因ですので、改善をお願いします。また、鉢土の表面を隠すため化粧砂を使用したものがありましたが均一に撒かれておらず、せっかくの配慮が無駄になっているものがありました。商品としての完成度を高めるには、細かいところまで気遣っていただきたいと思います。 (2)鉢物品評会の部 出品物は全体的に品質に優れ、生産・商品技術は年々向上しており、生産者の方々の日々の努力が伺われるものでした。植物そのものだけではなく株元もきれいにされており清潔感があり、部屋に飾っておきたいと思う商品が多くありました。また、低温でじっくり作り込んでいるため、葉が厚く丈夫な商品に仕上がっているものが多数ありました。 中でも品評会大賞に推挙したフィカス・ウンベラータ(5号鉢)は、葉色、曲線を活かした仕立て、枝のバランスに優れた秀品でした。 鉢容器につきましては、創意工夫がされており、角鉢など色や形で観葉そのものの印象が異なってみえ、スタイリッシュ感がありました。一点注意していただきたいことは、丸鉢から角鉢へ鉢替えを行った出品物について、四隅に土が十分入っていない状態になったものがありました。今後は、鉢全体に根が張った状態で出荷することを心掛けていただきたいと思います。 ポップの添付については、購入後の管理方法(水やり、置き場所、育て方等)や産地PR等があり、かなり浸透した感があります。回を重ねる毎に工夫されていると感じました。MPS表示、問い合わせ先の表示(HPの記載等)は、消費者へ安心を与えると共に確実に情報が伝わる方法として今後継続して欲しいと思います。 しかし、一部の出品物に葉先枯れや枝折れ、水垢による葉の汚れが認められました。葉の汚れについては、水やりの方法を頭上かん水から株元かん水へと生産方法を改善する必要があると思われますので、出荷時の品質管理ときめの細かい注意が必要と感じます。 以上審査の概要についてとりまとめました。今後とも皆様方が品質及び商品性の向上とともに需要の拡大に一層の精進を積まれることを期待し、審査講評といたします。 |
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| 平成21年4月8日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部部長 新美善兼 |
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