クリックすると詳細データがご覧いただけます。(omit titles from names)
| carry date | 1998年04月07日 |
| judge date | 1998年04月08日 |
| auction date | 1998年04月09日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| 花苗 | 169 |
| ラベル・ポップ | 108 |
| 観葉植物 | 32 |
| 観賞樹・その他 | 25 |
| 総合計 | 334 |
|
我が国の生活水準の向上に伴い、ゆとりと豊かさを表現する格好の素材としてポットプランツが野外の修景や庭作りに積極的に利用されるようになってきました。 本コンテストは需要の高まるこれらポットプランツの栽培並びに流通技術の改善とその利用方法などを検討し、消費の拡大に寄与することを目的に企画されたものです。今回で2回目の開催となり、ポットプランツとしては我が国最大規模のコンテストになりました。 出品規格並びに点数 ポリポット仕立てで入数、鉢サイズは不問、そして12ケース単位という出品規格でありました。 北海道から九州までの地域より334点出品され、昨年の2倍の出品点数でした。そのうち95%が3号鉢以下のサイズで、残りが5号と6号鉢でありました。また種類別では、1・2年草が35%と最も多く、次いで多年草の20%で、以下ハウス鉢花、観葉植物、ハーブの順でした。 審査方法 審査員は倒壊4県の花き技術者6名と買参人及び市場代表者7名の合計13名により、商品性に重点を置きつつ、品質、生育の均一度について審査基準に基づき審査しました。 また、審査は「花苗部門」と「観葉植物部門」、及び「ラベル・ポップ部門」と「観賞樹その他部門」の2班に分かれ行いました。特に、「ラベル・ポップ部門」はラベルやポップでその植物の特性等をアピールした苗物で構成され、今回新たに設けられた部門です。ラベル・ポップ60%、植物の生育度40%の配点で審査しました。 審査結果 金賞30点、銀賞31点を選定しました。そのうち最優秀大賞には、生育の揃いが良く、ラベルのデザインがアカ抜けており、しかもラベルに記載された情報も適切であったことから川口 勇氏(愛知県)のラベンダー苗物を選びました。 審査講評 昨年にも増して優れたものが多数出品され、レベルの高いコンテストになりました。120余種という多様な花の種類や、ラベル、ポップ、荷姿の豊富さ等多様性がこのコンテストの特徴で、出品者の商品開発や販売促進努力のあとが見受けられました。 審査の過程で指摘されましたことは、 ・わい化剤が効きすぎていた出品物があり、わい化剤の適正使用 ・下葉の枯上がった出品物もあったことから適正な鉢間隔による栽培 ・植物の生育特性に合った適期出荷 ・肥料切れを起こさない適正な肥培管理等で、今後の生産、出品の参考にしていただきたいと思います。また、販売促進には欠かせないラベルやポップにおいては、・ハーブのラベルが総じてデザイン、記載内容ともに優れていました。・苗よりラベルが大きく不釣り合いなものが見受けられました。・ピンぼけで花の写真が不鮮明なものがありました。・記載内容が不足で販売促進としては情報不足なラベル等が見受けられました。いずれにしろ、ラベルで記載した花と実物とが合致していることが最も肝心で、くれぐれも間違わないように注意していただきたいと思います。 苗物におけるラベルの重要性を業界関係者は認識しているが、取れないラベルとか、裏面の文字を読みやすく記載する等、日本のラベルは改良する余地がまだまだあるというのが審査員の意見でありました。そしてラベル・ポップ部門の審査基準をさらに明確にする必要があるという意見も出ました。 以上、審査結果の概要とコンテストの運営方法について、論議されましたことをとりまとめました。 ポットプランツコンテストが更に発展し、今後成長が見込まれますこの領域に一石を投じることを祈念し、関係者の一層のご努力を期待いたします。 平成10年4月28日 審査長愛知県農業総合試験場 花き研究所栽培研究室長 福田 正夫 |