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| carry date | 2008年04月08日 |
| judge date | 2008年04月09日 |
| auction date | 2008年04月10日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| 1・2年草の部 | 97 |
| 多年草の部 | 93 |
| その他の花壇苗の部 | 73 |
| 観葉植物・観賞樹・その他の部 | 40 |
| 総合計 | 303 |
| 2008ポットプランツコンテスト・春の部 審査講評 | |
| 審査講評 |
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このコンテストは今回で春の部として12回目を迎え、生産者の技術とアイディアを競う場として定着しております。 審査に当たり、審査員一同コンテストの目的として掲げられている「生産者、買受人に最新情報を提供するとともに、消費の拡大に寄与すること」を念頭に置いて慎重に審査いたしました。以下にその概要を報告いたします。 |
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| 1、 | 出品部門及び点数 |
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総出品点数は303点で、出品部門の内訳は、(1)1・2年草の部97点、(2)多年草の部93点、(3)その他の花苗の部73点、(4)観葉植物・観賞樹・その他の部40点でした。 地域別には愛知県の108点を始めとして三重県35点、静岡県25点、岐阜県22点、埼玉県20点、兵庫県18点、奈良県18点、長野県18点など、北は北海道から南は長崎県までの20道府県から出品されました。 |
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| 2、 | 審査方法 |
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審査員は、関東・東海の花き技術者、買受人代表、市場代表、ガーデニング・フラワーデザイン関係者など女性4名を含む20名で構成し、審査基準(品質30点、商品性50点、生育の均一度20点の合計100点満点の配点)に基づき審査しました。 審査は、最初に1次審査としてポイント制によって上位40点を選び、この40点を対象に投票方式で二次審査を行い、上位入賞作品を選出し、最終的に合議によって順位を決定しました。 |
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| 3、 | 審査結果 |
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最優秀の品評会大賞(農林水産省生産局長賞)には、その他の花苗の部のニューギニアインパチエンス(3号鉢)を選出しました。このニューギニアインパチエンスは、花付きがよく、花色、葉のつやとも鮮明で素晴らしいものでした。また、1・2年草の部賞にはカリブラコア、多年草の部賞にはオレガノ、観葉植物・観賞樹・その他の部賞にはスパティフィラムを選びましたが、いずれもそれぞれの品目の特長を最大限に発揮した秀品でした。 ラベル・ポップ賞には詳しい栽培管理の説明書を添付したクレマチス、植物と絵柄がマッチしたアレナリア‘カグヤヒメ’とキンレンカ、および子供の注目を集めそうなデザインのラベルを使用したハーブを選定しました。 |
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| 4、 | 審査講評 |
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昨年末から現在までの気候は、全体的に暖冬傾向で桜の開花も昨年より早かったのですが、
4月上旬は花冷えとなった地域が多い結果となりました。重油価格は依然として高騰状態の
ままで、生産および経営を取り巻く環境は大変に厳しい状況が続いています。そのためか例
年よりやや少ない出品数となりましたが、出品物は全体的に品質と商品性に優れており、生
産者の方々の努力のあとが伺われました。また、新品種、新品目の出展も多く消費拡大に向
け有意義な品評会でした。特に上位に入賞した出品物は、花や葉の色つやよく、株のボリュ
ーム、鉢ごとの揃い、配色の組合せとも優れた極めて品質の高いものでした。
以下に審査の過程で気づいた点を指摘します。特に消費促進の視点で重要な提案がされま
したので、今後の生産、商品化の過程に是非取り入れていただきたいと思います。
全体的な出品構成については、総出品点数の減少に伴ってやや多様性に欠けたきらいがあ
りましたので、消費拡大の意味からも多くの種類の出品を望みます。「1・2年草の部」及
び「多年草の部」には、ペチュニア、マリーゴールド、キンレンカ、バーベナ、ガーベラな
ど春・夏花壇になくてはならない定番品を始めとした出品がありました。全体的に出来が良
く、花色・葉色が鮮明で季節感のあるもの、斑入り植物で新鮮な印象を与えるものなど、レ
ベルの高さを感じさせる結果となりましたが、重油価格の高騰の影響か、高温性の夏もの系
商品がやや少ないように感じられました。
「その他の花苗の部」、「観葉植物・観賞樹・その他の部」には、ラベンダー、ホクシャ、
ゼラニウム、ハーブ類、ヘデラ類、シダ類などのほか多くの種類が出品されました。今回の
特徴として、観葉植物や葉もの、カラーリーフに良品が多く出展されており、目を引く個性
的な商品もありました。これらは花壇、コンテナにおいてデザイン、配色の面で利用場面が
多く、一般消費者にその価値が認知されてきたことが背景となっていると思われます。また、
ミックスものが多く出展されていました。品種の配置に関して配色の点ですばらしく進歩し
ていました。
全体的に植物成長調整剤の使用は適切に行われていましたが、今後とも利用場面を想定し
た使用を心がけて下さい。病害虫の被害のあとが残るもの、ポットの汚れなどが認められる
ものがありました。
ラベル・ポップについては、そのデザイン、内容とも優れたものが多くなり、よほど斬新
なものでないと目立たなくなってしまいました。しかし、ラベルが添付されていない出展物
もあり改善が必要です。また、生産者のホームページ、メールアドレスを記載し、今まで以
上に消費者への情報提供に積極的に取り組んでいる例が増加しており、高く評価できます。
しかし、一部のラベル情報に植物名を間違って記載したものやニックネームのみを表示した
ものがありました。これらのことは消費拡大への大きな妨げとなりますので、生産者は万全
の注意を払っていただきたいと思います。
花の消費拡大を目指すためには、長期的な展望に立った花育運動などを含めた地道な努力
を継続し、生産者・流通・販売関係者が連携、一体となって消費者への説明責任を果たし、
付加価値の提供を促進することが重要です。そのような面でこのポットプランツコンテスト
が、大きな役割を果たすことができれば幸いです。
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平成20年4月9日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部 部長 酒 井 広 蔵 |
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