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| carry date | 2007年11月27日 |
| judge date | 2007年11月28日 |
| auction date | 2007年11月29日 |
| 出展分類 | 点数 |
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| シクラメン | 84 |
| ポインセチア | 88 |
| その他鉢花 | 110 |
| ラン・シンビジューム | 57 |
| ラン・その他 | 52 |
| 総合計 | 391 |
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東海鉢物品評会2007鉢花・蘭の部 ならびに鉢物品評会2007鉢花・蘭の部合同審査会審査講評 |
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本品評会は、鉢物栽培技術の改善と品質の向上を期するとともに、消費の宣伝と拡大を図り、鉢物経営の安定的発展に寄与することを目的としています。審査員一同その趣旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。以下に審査員を代表して審査の概要及び結果を報告申し上げます。
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| 1. | 出品点数 |
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総出品点数は975点で、その内訳は東海鉢物品評会391点、鉢物品評会584点でした。 東海鉢物品評会の品目別内訳は、シクラメン84点、ポインセチア88点、その他鉢花110点、ラン・シンビジウム57点、ラン・その他52点でした。 鉢物品評会の品目別内訳は、シクラメン214点、ポインセチア75点、その他鉢花110点、ラン・シンビジウム110点、ラン・その他75点でした。 出品は、北は北海道から南は宮崎県までの32都道府県に及びました。 |
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| 2. | 審査方法 |
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東海農政局、北海道から宮崎までの県試験研究関係者及び農業技術者19名、流通・小売り関係者10名、ガーデニング・フラワーデザイン関係者3名の合計32名で当たりました。 審査方法は、東海鉢物品評会は東海3県の関係審査員で一括審査し、鉢物品評会はそれ以外の審査員がシクラメンとポインセチアの班とその他鉢花、ラン・シンビジウム、ラン・その他の班に分かれて行いました。東海鉢物品評会では第1次審査は、それぞれの審査員が上位40点を選出し、40点のうち最も評価する1点に3ポイント、残りの39点は1ポイントとして、その総計で得点の多い順に入賞出品物を選びました。鉢物品評会では、2班に分かれ同じ採点方法で入賞出品物を選びました。2次審査は、東海鉢物品評会では入賞の上位40点、鉢物品評会は各班の上位入賞20点を持ち寄った40点に対し、それぞれ審査員が1位から10位までポイント評価し、その総得点の多い順で順位を決定しました。また、これらとは別に、仕立ての工夫や栽培努力が特に認められる品物から、奨励賞、アイデア賞、努力賞を選びました。 |
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| 3. | 審査結果 |
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東海鉢物品評会の農林水産大臣賞には、愛知県の伊藤勝久氏が出品したミニシクラメン‘タナカミニ パショネイト’(5号鉢)を選びました。花付が極めて多く、葉と花のバランスが特に優れていました。また、これに続く入賞79点と、奨励賞1点、努力賞1点を選出しました。 鉢物品評会大賞には宮崎県の藤原栄伸氏のファレノプシス・ゴールデンエイジ‘エルドラド’(10号鉢)を選びました。花の大きさ、花揃い、鉢とのバランスとも申し分ない優秀なものでした。また、これに続く入賞100点と、努力賞1点、アイデア賞2点を選出しました。 鉢物品評会大賞には長野県の伊藤洋一氏のシクラメン・セレナ(6号鉢)を選びました。花付が極めて多く、花色、花茎の揃い、葉と花のバランスとも申し分ない優秀なものでした。また、これに続く入賞102点を決定しました。 |
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| 4. | 審査講評 |
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一昨年来の重油の高騰、諸資材価格の上昇、取引価格の伸び悩みなど生産と経営を取り巻く環境は、いっそう厳しさを増しております。今年は、8月中旬以降に記録的な残暑が続き、生育不良や開花遅延、遅くまで病害虫も発生し大変作りにくい環境でした。しかし、全体的には例年以上にレベルは高く、生産者の方々の努力と技術の高さが伺われました。 以下、審査の過程で気づいた点等を部門ごとに申し上げます。 |
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(1)東海鉢物品評会の部 シクラメンは、高品質のものが多く全体的なレベルの向上が伺えました。また、鉢の大きさや色別にバランスよく出品されておりました。ただ、記録的な残暑の影響か、一部でボリュームに欠けるものや、葉色が劣るものが見られました。家庭消費用、贈答用とも年末消費の中心商品でありますので、今後とも品種や鉢サイズなどのバラエティを広げ、消費者に喜ばれる商品の提供を期待します。 ポインセチアは、キャンドル仕立てで特に栽培技術の向上が認められ、バランス、ボリュームとも優れた商品が目立ちました。定番商品として定着し、消費場面の拡大につながるものと思われました。一方、小鉢仕立てでボリューム不足やバランスに欠けた商品が見受けられたのは残念でした。また、粒状肥料の残りかすや鉢の汚れが目立つもの、ウオータースペースが深すぎて全体のバランスが悪く見えるものがあり、改善の余地を感じました。 その他鉢花のうち出品点数24点と最も数の多いシャコバサボテンは、全体に花付きがよく、寄せ植えでは蕾の大きさも良く揃っていました。ただ、相変わらず鉢が重く、店頭での消費を考えると軽量化が急務と思います。シャコバサボテン以外のその他鉢花は、種類的には多かったと思いますが、季節柄、実付き物の出品がもっと欲しかったと思われました。ポットプラントとして定着しているミニハボタンですが、リースに飾り付けた出品物はそのボリュームととともに、家庭での楽しみ方の提案にもつながると思われ努力賞に選出しました。 ラン類は、厳しい残暑の影響か、他部門に比べてやや見劣りするものが目立ちました。中でもシンビジウムでは、葉色、葉艶の悪さや開花の不揃いが目立ち残念に思いました。しかし、アーチ仕立てでは花立ちバランスとも優れた品物が多く、生産者の皆さんの商品性向上に対するたゆまぬ努力の跡が伺えました。アーチ仕立ての中には、家庭消費を意識した小鉢物も出品されており、今後の消費拡大のためにも品種や仕立て方法の研究を期待します。ファレノプシスについては大鉢寄せに優れた品物が目立ちました。ミディーやミニタイプの中小鉢では全体にボリュームに欠けていたのは残念でした。その他の洋ランでは、ノビルタイプのデンドロで全体に花付が悪く、今年の気象の影響を感じました。デンファレでは贈答向けの大鉢寄せが多く出品されていましたが、その中で、可愛らしく寄せ植えされたデンファレ・チェリーソング‘ホノオ’をデンファレの魅力を広げる商品として特別賞とともに奨励賞に選出しました。 (2)鉢物品評会の部 シクラメンは、記録的な残暑の影響で、全般的に2〜3週間生育が遅れており、昨年の出品数298点に対し214点とかなり少なく、特に高冷地や寒冷地からの出品が少ない傾向でした。しかし、出品物の品質は高く、特に6号鉢に優れた出品物がありました。いずれの出品物とも、葉数が十分あり、花梗長も適当で、草姿のバランスは整っていました。しかし、昨年は多かった銀葉や変わり花の出品が減り、標準的な花色に偏り気味なのは残念に思いました。また、ビクトリアは出品物により均一性に差が見受けられ、種子系のものよりもメリクロン由来株のほうが全体に均一性が高く安定していました。出品物の比較審査では、5号鉢で1ケース2鉢入りから5鉢入りまであり、均一性を公正に評価する上で問題に感じました。 ポインセチアについては、年々出品技術、栽培技術とも向上しており、葉の傷みや枝折れが少なく、下葉までしっかり着いているものが目を引きました。流行のキャンドル仕立てについても、枝の配置や株のまとまりなど商品として完成されてきており、中でも、アイデア賞に選出した商品はキャンドル仕立ての手本的な作品でした。一方、小鉢の出品物の一部で栽培管理が十分でないものが見られ、小鉢においても十分な品質管理に努めて頂きたいと思います。今後とも新たな消費需要を喚起すべく、創意工夫を続けられることを期待いたします。 その他鉢花でも、全体的に高いレベルのものが数多くありました。花のそろいも良く、いずれも甲乙つけがたい品質でした。中でも、非常に多くの実を付けたゴーテリア‘ベリーベリ−’はすばらしい商品であり、特別賞とともに努力賞に選出しました。 ラン類については、一部で葉の障害や花着きがやや少ない出品物があり、今年の気象の影響を感じました。しかし、重油高騰による栽培経費の増大が続いているにも関わらず、全体的には高いレベルの出品物でした。シンビジウムではアーチ仕立てが増加しており、いずれもギフトや品評会向けとしては、豪華で見事な品物でした。しかし、重油の他、ダンボールや運賃など出荷経費が上昇する中で、小型商品も開発し、新しい消費を喚起するとともに経費削減を目指すことの必要性を強く思いました。その具体的な取り組み商品として、運送中の荷傷みを防ぎ、持ち運びを簡便化したパッケージ入りの小型ファレノプシスをアイデア賞に選出しました。商品という観点から誰に売るのをしっかり見据えた上での商品開発と生産が重要と思われました。 以上審査の概要についてとりまとめました。今後とも皆様方が品質及び商品性の向上とともに需要の拡大に一層の精進を積まれることを期待し、審査講評といたします。 |
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平成19年11月28日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部部長 酒井広蔵 |
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