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| carry date | 2007年04月03日 |
| judge date | 2007年04月04日 |
| auction date | 2007年04月05日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| 1・2年草の部 | 106 |
| 多年草の部 | 131 |
| その他の花壇苗の部 | 85 |
| 観葉植物・観賞樹・その他の部 | 70 |
| 総合計 | 392 |
| 2007ポットプランツコンテスト・春の部 審査講評 | |
| 審査講評 |
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このコンテストは今回で春の部として11回目を迎え、生産者の技術とアイディアを競う場として定着しております。 審査に当たり、審査員一同コンテストの目的として掲げられている「生産者、買参人に最新情報を提供するとともに、消費の拡大に寄与すること」を念頭に置いて慎重に審査いたしました。以下にその概要を報告いたします。 |
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| 1、 | 出品部門及び点数 |
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総出品点数は392点で、出品部門の内訳は、(1)1・2年草の部106点、(2)多年草の部131点、(3)その他の花壇苗の部85点、(4)観葉植物・観賞樹・その他の部70点でした。 地域別には愛知県の138点を始めとして埼玉県40点、岐阜県37点、三重県34点など、北は北海道から南は宮崎県までの26道府県から出品されました。 |
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| 2、 | 審査方法 |
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審査員は、関東・東海の花き技術者、買参人代表、市場代表、ガーデニング・フラワーデザイン関係者など女性3名を含む20名で構成し、審査基準(品質30点、商品性50点、生育の均一度20点の合計100点満点の配点)に基づき審査しました。 審査は、最初に1次審査として1・2年草の部及び多年草の部を担当するA班、その他の花壇苗の部及び観葉植物・観賞樹・その他の部を担当するB班の2班に分かれてポイント制によって入賞80点を選びました。次に上位40点を2次審査の対象として審査員全員によるポイント制による投票方式で上位入賞作品を選出し、最終的に合議によって順位を決しました。 |
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| 3、 | 審査結果 |
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最優秀の品評会大賞(農林水産省生産局長賞)には、観葉植物・観賞樹・その他の部のカレックス(3号鉢)を選出しました。このカレックスは、葉色が鮮明で葉の曲線も素晴らしく、葉先の傷みやわん曲も全くない素晴らしいものでした。また、1・2年草の部賞にはペチュニア、多年草の部賞にはザルジアンスキヤ、その他の花壇苗の部賞にはゼラニウムを選びましたが、いずれもそれぞれの品目の特長を最大限に発揮した秀品でした。 ラベル・ポップ賞には栽培管理の説明書を添付したカーネーション’マジカルチュチュ’と常識にとらわれないデザインのラベルを使用したキンギョソウ(斑入り)を選定しました。 |
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| 4、 | 審査講評 |
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昨年末から現在までの気候は、全体的に暖冬傾向で2〜3月は日照時間に恵まれた地域が多い結果となりました。重油価格は依然として高騰状態で、生産及び経営を取り巻く環境は厳しい状況が続いていますが、出品物は全体的に品質と商品性に優れ、また、新品種、新品目の出展も多く有意義な品評会でした。特に上位に入賞した出品物は、株のボリューム、鉢ごとの揃い、配色の組合せとも優れた極めて品質の高いものでした。
以下に審査の過程で気づいた点を指摘します。特に消費促進の視点で重要な提案がされましたので、今後の生産、商品化の過程に是非取り入れていただきたいと思います。 「1・2年草の部」及び「多年草の部」には、ペチュニア、マリーゴールド、バーベナやデモルフォセカ、ガーベラなど春・夏花壇になくてはならない定番品のほか、非常に多くの品目が出品されました。全体的に出来が良く、花色・葉色が鮮明で季節感のあるもの、斑入り植物で新鮮な印象を与えるものなどが多く、レベルの高さを感じましたが、一部にアサガオなど季節的に早すぎるものも見られました。季節の先取りは必要ですが、早すぎるものは定植後の傷みなどの原因になるため注意が必要です。全体的に植物成長調整剤の使用は適切に行われていましたが、一部に矮化剤の効き過ぎたものやナメクジなど病害虫の跡や下葉の枯れ上がり、ポットの汚れなどが認められるものがありました。また、育てるためのもの(素材)か、飾るためのもの(完成品)かがはっきりしないものもありました。消費拡大を目指した寄せ植えなど新しいスタイルを提案することは大切ですが、同時にラベルやポップを使った説明が不可欠です。また、3月から4月始めの季節には2号鉢などの小さな商品が求められるが、出品が少ないとの意見もありました。 「その他の花苗の部」、「観葉植物・観賞樹・その他の部」には、ラベンダー、ベルフラワーなどのハウス鉢花、ハーブ類、ヘデラ類、シダ類などのほか多くの種類が出品されました。今回の特徴として、第1席となったカレックスをはじめとして葉もの、カラーリーフに良品が多く出展されていました。これらは花壇、コンテナにおいてデザイン、配色の面で個性、バリエーションを増やす効果があり、一般消費者にその価値が認知されてきたことが背景となっていると思われます。また、ミックスものが多く出展されており、ケース内の異なる葉・花色、品種の配置に関して色合わせ、配色の点ですばらしく進歩していました。今後は、異なる品種毎の生育を均一化させるための努力がますます重要になってくるものと思われます。 ラベル・ポップについては、そのデザイン、内容とも優れたものが多くなり、よほど斬新なものが無いと目立たないようにまでなった感があり、ラベルが添付されていない出展物については論外といった扱いです。また、生産者のホームページ、メールアドレスを記載し、今まで以上に消費者への情報提供に積極的に取り組んでいる例が増加しており、高く評価できます。しかし、一部のラベル情報に植物名を間違って記載したものやニックネームのみを表示したものがありました。、インターネットでの情報収集の際にはラベルに記載した名称が今まで以上に重要になりますので、生産者は万全の注意を払っていただきたいと思います。 花の消費拡大を目指すためには、長期的な展望に立った花育運動などを含めた地道な努力や生産者・流通・販売関係者が垂直的に連携・一体となった消費者への説明責任、付加価値の提供を促進することが重要です。このポットプランツコンテストが、消費者の多様化するニーズを把握し、生産・流通にフィードバックする役割を果たす機会になれば幸いです。 |
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平成19年4月4日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部 部長 酒 井 広 蔵 |
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