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| carry date | 2006年11月28日 |
| judge date | 2006年11月29日 |
| auction date | 2006年11月30日 |
| 出展分類 | 点数 |
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| シクラメン | 59 |
| ポインセチア | 83 |
| その他鉢花 | 97 |
| ラン・シンビジューム | 66 |
| ラン・その他 | 56 |
| 総合計 | 361 |
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東海鉢物品評会2006鉢花・蘭の部 ならびに鉢物品評会2006鉢花・蘭の部合同審査会審査講評 |
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本品評会は、鉢物栽培技術の改善と品質の向上を期するとともに、消費の宣伝と拡大を図り、鉢物経営の安定的発展に寄与することを目的としています。審査員一同その趣旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。以下に審査員を代表して審査の概要及び結果を報告申し上げます。
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| 1. | 出品点数 |
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総出品点数は1,052点で、その内訳は東海鉢物品評会361点、鉢物品評会691点でした。 東海鉢物品評会の品目別内訳は、シクラメン59点、ポインセチア83点、その他鉢花97点、ラン・シンビジウム66点、ラン・その他56点でした。 鉢物品評会の品目別内訳は、シクラメン298点、ポインセチア75点、その他鉢花120点、ラン・シンビジウム119点、ラン・その他79点でした。 出品は、北は北海道から南は宮崎県までの35都道府県に及びました。 |
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| 2. | 審査方法 |
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東海農政局、北海道から宮崎県まで県の試験研究関係者及び農業技術者21名、流通・小売り関係者10名、ガーデニング・フラワーデザイン関係者4名の合計35名で当たりました。 実際の審査は、東海鉢物品評会部門と鉢物品評会部門に分かれて行いました。いずれの部門も第1次審査は、それぞれの審査員が上位40点を選出しました。40点のうち1点のみ3ポイント、残りの39点は1ポンイトとして、得点の多い順に入賞出品物を選びました。次いで2次審査では入賞出品物の中から上位の物40点を持ち寄り各審査員の配点を1位15点、2位10点、3位8点、4位7点、5位6点、6位5点、7位4点、8位3点、9位2点、10位1点とし総得点で順位を付け、最終的に合議により受賞順位を決定しました。 |
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| 3. | 審査結果 |
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東海鉢物品評会の農林水産大臣賞には、愛知県の渡辺重明氏が出品したポインセチア・プレミアムレッド(8号鉢)を選びました。株一面に着色ほう葉が付き、鉢とのバランスも良い極めて商品性の高いものでした。また、これに続く入賞80点を決定しました。 鉢物品評会大賞には長野県の伊藤洋一氏のシクラメン・セレナ(6号鉢)を選びました。花付が極めて多く、花色、花茎の揃い、葉と花のバランスとも申し分ない優秀なものでした。また、これに続く入賞102点を決定しました。 |
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| 4. | 審査講評 |
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昨年来の重油の急騰など生産と経営を取り巻く環境が大変厳しい状況が続いております。今年は、8月以降は残暑、10月は多雨・寡日照、11月は気温が高く推移しましたが、病害虫の発生や生育不良による品質低下は見られず、生産者の方々の日々の努力により品質の高い出品となりました。 以下、審査の過程で気づいた点等を部門ごとに申し上げます。 |
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(1)東海鉢物品評会の部 シクラメンは、高品質のものが多く、全体的なレベルの向上が伺えました。ただ、夏が高温で経過し、さらに秋も高温で推移したためか、葉組みの盛り上がりに欠けるものが一部に見られました。また、粒剤が鉢土の表面に残っているものがありました。葉が萎れ気味で日持ちが心配なものもありました。シクラメンは、年末を迎えるこの時期の消費の中心となるものであり、品種や鉢サイズなどのバラエティの充実を図るとともに、適切な栽培管理を心がけるようお願いします。 ポインセチアは、シクラメンと並んでこの季節を演出する代表的な鉢花です。出品物は新しい品種が導入され仕立て方が工夫され変化に富んだものが多く、消費を喚起し、消費者のニーズに充分対応できるものと思われました。ただし、出品前の潅水が不足していたためか、萎れ直前のものやほう葉にスレやシミが見受けられたり、鉢の汚れが目立つものがありました。出品のテクニックも磨いてほしいと感じられました。また、小鉢にもう少しよいものがほしかったと思います。 その他鉢花のうちシャコバサボテンは、花付きがよく良い出来の品物が多く出品されておりました。ただ、全体に鉢が重く、これからの消費を考えると軽量化が必要と感じられました。また、鉢土の表面に古い肥料が残っているものがあり、注意を促したいところです。また、小鉢に優れたものが少なかったように思います。シャコバサボテン以外のその他鉢花は出品が少なかったので、より多くの出品を期待します。 ラン類は、全体的に品質の高い出品物が多く、年ごとにレベルアップしており、生産者の皆さんの商品性向上に対する弛まぬ努力の跡が伺えました。シンビジウムは、スタンダード仕立て、アーチ仕立ての物に良い品物が多く認められましたが、角鉢で奥行き感を出すような仕立て方法など更にもう一工夫を期待します。様々なデザインの陶器鉢が用いられセンスの向上を感じました。ファレノプシスついても大輪系からミディータイプ、ミニタイプまで全体的に品質の高いものばかりでした。その他の洋ランも品質の良いものが目立ちました。 全体を通じて、生産技術はすばらしいのですが、生産するに当たっての「こだわり」、「消費者に伝えたい主張」という「商品としてのストーリー」を大事にしてほしいという指摘がありました。鉢花全体として市況が伸び悩む中、消費を喚起する「しかけ」を皆さんで考えていただきたいと思います。 これからは消費者段階での管理のしやすいさや日持ちが一層重要になっていくものと思われますので、消費者に対する説明責任を果たすことが大きな付加価値を生む可能性があります。 ラベル、ポップは年々工夫され読みやすくはなってきておりますが、イラストを入れるなど視覚に訴える工夫を望みたいところです。 (2)鉢物品評会の部 シクラメンの出品物は例年にまして品質が優れており、レベルが高い品評会でありました。出品物の総数は298点で、品目別の区分中では最も多く、シクラメンは年末を彩る鉢物としての主役であることがうかがえました。多くの出品物は、小葉で葉枚数が十分確保され、ボリューム感があり、花首(花梗)の伸びもなく、草姿のバランスが整い、高品質の出来でありました。近年、生産が大鉢から小鉢化の傾向がある反面、株を作りすぎて鉢とのバランスが崩れているものが見受けられました。審査項目として商品性のウエートが高いことからも今後の改善に期待するところです。今後の要望として、多様な消費者ニーズに応えるためにもこれまでにない形質を持った新品種の作出に、これまで以上に力を入れていって欲しいと思います。 ポインセチアについては、クリスマスシーズンを彩る鉢物として定着しており、小鉢から大鉢まで幅広いサイズで出品されておりました。品質は例年並みの良い出来でありました。これまでの大鉢から中・小鉢サイズの生産へと変化してきており、購入し易い大きさと手頃な値段という消費者ニーズに応えていることがうかがえました。反面、小鉢の出品物で栽培管理が十分でないものが見られたため、小鉢生産においても適切な品質管理をお願いするところです。生産者の努力によりタワー型、スタンド型及びハート型等の多様な仕立て方が見られ、消費者の選択肢の幅を広げることに結びついていることに感心し、今後とも創意工夫されることを期待いたします。 その他鉢花は、暖かい気候のためか、寒さの被害を受けたような花も見られず、全体的に高いレベルのものが多くありました。また、花のそろいも良く、いずれも甲乙つけがたい品質でした。近年の傾向として、鉢の小型化や洋風化が進んでいます。今回の品評会でも、同様の傾向が見られました。 ラン類については、シンビジウムの直立仕立てにおいて、管理がやや行き届いていない株が 見られたことです。この点につきましては、今後の改善をお願いいたします。 以上、審査の概要についてとりまとめました。今後とも皆様方が品質及び商品性の向上とともに需要の拡大に一層の精進を積まれることを期待し、審査講評といたします。 |
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平成18年11月29日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部部長 酒井広蔵 |
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