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| carry date | 2006年04月04日 |
| judge date | 2006年04月05日 |
| auction date | 2006年04月06日 |
| 出展分類 | 点数 |
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| 1・2年草の部 | 81 |
| 多年草の部 | 115 |
| その他の花壇苗の部 | 75 |
| 観葉植物・観賞樹・その他の部 | 80 |
| 総合計 | 351 |
| 2006ポットプランツコンテスト・春の部 審査講評 | |
| 審査講評 |
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このコンテストは今回で10回目という節目を迎えました。ポットプランツに限定したコンテストとしてわが国最大規模であるとともに、生産者の技術とアイディアを競う場として定着しております。今後とも、このコンテストが生産の振興と消費の拡大に寄与できるよう充実されることを期待します。 審査に当たり、「屋内外の修景や装飾的な寄せ植え及びガーデニングのための素材」という観点で慎重に審査いたしました。以下にその概要を報告いたします。 |
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| 1、 | 出品部門及び点数 |
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総出品点数は351点で、出品部門の内訳は、(1)1・2年草の部81点、(2)多年草の部115点、(3)そ
の他の花壇苗の部75点、(4)観葉植物・観賞樹・その他の部80点でした。 地域別には愛知県の118点を始めとして北は北海道から南は長崎県までの23道府県から出品されました。 |
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| 2、 | 審査方法 |
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審査員は、関東・東海の花き技術者、買参人代表、市場代表、ガーデニング・フラワーデザイン関係者等20名で構成し、審査基準(品質30点、商品性50点、生育の均一度20点の合計100点満点の配点)に基づき審査しました。 審査手順は、1次審査を1・2年草の部及び多年草の部を担当するA班、その他の花壇苗の部及び観葉植物・観賞樹・その他の部を担当するB班の2班に分かれて入賞80点を選んだ後、2次審査は審査員全員のポイント制による投票方式で上位入賞作品を選出しました。 |
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| 3、 | 審査結果 |
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入賞80点の中から、最優秀の品評会大賞(農林水産省生産局長賞、多年草の部賞)には、葉色と花色のバランスが良く季節感が感じられ、出品物全体の揃いが良く蕾も充実しているオステオスペルマム(組み合わせ)を選びました。また、1・2年草の部賞には大輪のペチュニアの組み合わせ、その他の花壇苗の部賞には花付きが良く、継続的な開花が期待されるベルフラワー、観葉植物・観賞樹・その他の部賞には葉色に特徴のあるピレアを選びましたが、いずれもそれぞれの特長を最大限に発揮した秀品でした。 また、ラベル・ポップ賞には、PPをラベルとして利用していたカランコエ、ポップのセンスの良いフェスツカ及び草花の組み合わせを選出しました。 |
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| 4、 | 審査講評 |
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昨年末からの記録的な積雪と低温に加え重油が高騰し、生産及び経営を取り巻く環境は大変厳しいものとなりました。今回、昨年に比べ出品点数が減少したのは、これらの影響により加温が不足したためと思われました。 以下、審査を通じ審査員から出された意見、提案を紹介します。今後の生産、商品化の一部に取り入れていただければ幸いです。 1・2年草の部及び多年草の部には、ペチュニア、マリーゴールド、デモルフォセカなど春・夏花壇になくてはならない定番品のほか、多くの種類が出品されました。全体的に出来が良く、花色・葉色が鮮明で季節感のあるもの、斑入り植物で新鮮な印象を与えるものなどが多く出品され、レベルの高さを感じました。その他の花苗の部、観葉植物・観賞樹・その他の部は、ヘデラ類、ポトス、アッツザクラなどの定番商品が減少し、消費の多様化を反映した様々な品目が出品されました。上位に入賞したベルフラワーやゼラニウムは、株のボリュームや咲き前も申し分なく、生産者の努力と技術力の向上が認められました。 しかし、一方で各部門ともポットに対し株が小さく、トレイから出すと貧弱に見えるものや花が咲きすぎてしまっているものも認められました。さらに、露地に植栽する苗物で寒さに弱いものなど、4月初旬としては時期が早すぎる種類の出品も見られました。生育の面から見た出荷の適期に注意するとともに、植物生理上の出荷適期にも注意する必要があります。 ポットプランツは基本的には素材ですが、用途を考えた場合大きく分けて2種類あります。一つは、寄せ植えやコンテナガーデンなど「今」の状態が大事なもの、もう一つは花壇や庭園への植栽など「育てる楽しみ」が大事なものです。寄せ植えやコンテナガーデンの素材としては、なるべく最良の状態を長く維持することが必要で、ある程度矮化剤が効いている方が使いやすく、時間が経過しても全体の形が乱れにくくなります。一方、花壇などに植栽する場合は、矮化剤が効き過ぎていると植栽後には大きく姿を変え、消費者がイメージしていたものと大きくかけ離れてしまう場合があります。また、育てて楽しむ場合は、植栽方法やかん水など管理法や最盛期の株の姿などの情報も必要になります。従って、消費者が購入した後の使われ方をイメージして生産することが必要で、用途に応じ荷姿やラベル・ポップの記載内容、矮化剤の処理も変えるべきです。 また、ラベルの添付は定着しましたが、植物名が間違っていたり通称しか表記されていないものが散見されました。さらに、花や実の付いていない商品で、開花時期や着果時期、花の形などの情報が全くない出品物も見られました。鉢物では情報そのものが商品の一部であるという視点から、もう一歩の工夫を期待します。 消費者への提案という観点から、今回、草丈の高いオダマキが注目されました。立体感を出すためには草丈の高い素材も必要であり、もっと多くの種類を望む声がありました。また、鮮やかな葉色や斑入りなど、葉に豊富なバラエティができたことは評価できますが、モノトーンや濃い葉色の商品も欲しいとの声もあります。このコンテストの目的にもありますように、生産者、買参人に最新情報を提供し、消費の拡大につなげるためにも、品目のバラエティだけでなく、多様なコンセプトで生産されたものの出品を期待します。ポットプランツコンテストが、消費者の多様化するニーズを反映し、生産・流通にフィードバックする役割を果たす機会になれば幸いです。 |
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平成18年4月5日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部 副部長 酒 井 広 蔵 |
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