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| carry date | 2005年04月05日 |
| judge date | 2005年04月06日 |
| auction date | 2005年04月07日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| 1・2年草の部 | 103 |
| 多年草の部 | 148 |
| その他の花壇苗の部 | 87 |
| 観葉植物・観賞樹・その他の部 | 93 |
| 総合計 | 431 |
| 2005ポットプランツコンテスト・春の部 審査講評 | |
| 審査講評 |
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このコンテストは今回で春の部として9回目を迎え、ポットプランツのコンテストとしてわが国最大規模であるとともに、生産者の技術とアイディアを競う場として定着しております。 審査に当たり審査員一同、コンテストの目的として掲げられている「需要の高まるポットプランツ類について、生産者、買参人に最新情報を提供するとともに、消費者を啓蒙し、消費の拡大に寄与すること」を念頭に置いて、慎重に審査いたしました。以下にその概要を報告いたします。 |
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| 1、 | 出品部門及び点数 |
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総出品点数は431点で、出品部門の内訳は、(1)1・2年草の部103点、(2)多年草の部148点、(3)そ
の他の花壇苗の部87点、(4)観葉植物・観賞樹・その他の部93点でした。 地域別には愛知県の171点を始めとして静岡県39点、埼玉県34点など、北は北海道から南は長崎 県までの27道府県から出品されました。 |
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| 2、 | 審査方法 |
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審査員は、関東・東海の花き技術者、買参人代表、市場代表、ガーデニング・フラワーデザイン
関係者等女性6名を含む20名で構成し、審査基準(品質30点、商品性50点、生育の均一度20点の合
計100点満点の配点)に基づき審査しました。 審査手順は、1次審査を1・2年草の部及び多年草の部を担当するA班、その他の花壇苗の部及 び観葉植物・観賞樹・その他の部を担当するB班の2班に分かれて入賞80点を選んだ後、2次審査 は審査員全員のポイント制による投票方式で上位入賞作品を選出しました。 |
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| 3、 | 審査結果 |
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入賞80点の中から、最優秀の品評会大賞(農林水産省生産局長賞、多年草の部賞)には、ボリウ
ム感があり、株のバランス及び花立ちが良く、出品物全体の揃いも優れたマーガレット「コメット
ピンク」(3.5号)を選びました。また、1・2年草の部賞にはペチュニア(カリブラコア)、その他
の花壇苗の部賞にはルピナス「テキサスマローン」、観葉植物・観賞樹・その他の部賞にはハーブ
(組合せ)を選びましたが、いずれもそれぞれの特長を最大限に発揮した秀品でした。
ラベル・ポップ賞の該当はありませんでした。 |
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| 4、 | 審査講評 |
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昨年末から現在までの気候は、昨年の暖冬傾向と異なり気温は平年並みで推移しましたが、日本
海側の記録的な積雪や重油の高騰など、生産及び経営を取り巻く環境は大変厳しいものとなりまし
た。しかし、出品物は全体的に商品性と品質に優れ、特に上位に入賞した出品物は、株のボリュー
ム、鉢ごとの揃い、配色の組合せとも優れた極めて品質の良いものでした。 以下に審査の過程で気づいた点を紹介します。特に消費者の視点でいくつかの重要な提案がされ ましたので、今後の生産、商品化の一部に取り入れていただければ幸いです。 1・2年草の部及び多年草の部には、ペチュニア、サルビア、トコナツ、デモルフォセカなど春・夏花壇になくてはならない定番品のほか、非常に多くの種類が出品されました。全体的に出来が良 く、花色・葉色が鮮明で季節感のあるもの、斑入り植物で新鮮な印象を与えるものなどが多く出品 され、レベルの高さを感じました。しかし、一方で株が出来過ぎて草丈が伸びすぎてしまったもの や花が咲きすぎてしまっているものも多く認められました。ポットプランツとしての適期に注意し ていただきたいと思います。また、ごく一部に矮化剤の効き過ぎたもの、病害虫の跡や下葉の枯れ 上がり、ポットの汚れなどが認められるものがありました。 その他の花苗の部、観葉植物・鑑賞樹・その他の部には、ヘデラ類、ミューレンベッキアなどの 観葉植物、ラベンダーなどのハウス鉢花、ハーブ類、アッツザクラほか多くの種類が出品されまし た。上位に入賞したハーブ類やルピナスは、株の締りや揃いも申し分なく、生産者の努力と技術力 の向上が認められました。 ポットプランツの大切な条件は、花壇に植えて育てやすいこと、花だけでなく葉も楽しめること です。矮化剤の処理については、ポップやラベルなどを使って明記することが必要です。ポットプ ランツでは、栽植後に大きく草姿を変える場合がありますので、矮化剤によるのか品種特性による ものなのか、1カ月後のイメージがわかるような説明が必要です。そして、このような情報そのも のが商品の一部であるという視点が大切です。ラベル、ポップの重要性は浸透していますが、情報 =商品という観点からもう一歩の工夫を期待します。 消費者への提案という観点から、ハーブの組合せ物が高い評価を得ました。この組合せ方に対し ては販売や流通の形態によっては異論もありますが、大切なことは自分の生産物がどのような場面 で使われるのかを明確に意識して商品化することです。また、トレー内の品種の配色と並べ方が商 品性に大きく影響しますので、消費者ニーズに合った品種選定も必要になります。 ガーデニングには、立体感を出すために草丈の高い種類も必要となり、消費者側からは1つのト レーで展示イメージが湧くような商品提案を望むとの声もありました。また、前にも述べましたが、矮化剤の使い方が画一的でコンパクトにまとまり過ぎているものについては、より自然体に近い商 材を組み合わせるなどバラエティに富んだ商品づくりも必要になります。 カラーリーフや斑入りなど、葉に豊富なバラエティができたことは評価できますが、「影」をイ メージできる濃い葉色の商品も欲しいとのニーズも重視されています。また、季節の先取りによる 差別化を目指すあまり、その商品が持つ「旬」を損ねているところもあります。 流行に左右されて品目が集中することは、消費者離れを早める結果につながる危険性を高めます。草丈の高い物と低い物、色のバランスなど、様々なアイテムを揃えるよう産地・グループとしての 生産出荷体制を作るべきと考えます。 このポットプランツコンテストが、以上のような消費者の多様化するニーズを把握し、生産・流 通にフィードバックする役割を果たす機会になれば幸いです。 |
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平成17年4月6日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部 副部長 酒 井 広 蔵 |
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