東海鉢物品評会2004 鉢花・蘭の部

winners

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農林水産大臣賞
シクラメン (5.0gou)  三浦 綱彦 (岐阜県)
生産局長賞
ポインセチア’プレミアム’ (6.0gou)  後藤 正 (愛知県)
東海農政局長賞
デンマークカクタス’セントレアモモコ’(ピンク) (7.0gou)  林 直樹 (愛知県)

愛知県知事賞
シクラメン (4.5gou)  西尾 清二郎 (愛知県)
岐阜県知事賞
ポインセチア (2.0gou)  久富 一 (岐阜県)
三重県知事賞
シンビジウム ウィズアウィル’ブライトデュー’ (7.0gou)  中西 重喜 (三重県)

豊明市長賞
ミニシクラメン (3.5gou)  太田 浩史 (愛知県)
愛知県経済農業協同組合連合会会長賞
ポインセチア’ウィンターローズ’ (6.0gou)  河合 幹雄 (愛知県)
愛知県花き温室園芸組合連合会会長賞
マネッチア インフラータ (6.0gou)  吉田 英章 (愛知県)

岐阜県園芸特産振興会会長賞
ポインセチア’プレステージ’ (4.0gou)  林 一郎 (岐阜県)
三重県花植木振興会会長賞
ユーホルビア’ドルチェローザ’ (4.0gou)  山北 敬次 (三重県)
NHK名古屋放送局局長賞
デンマークカクタス(ニショクウエ) (7.0gou)  清水 敬雄 (愛知県)

(社)園芸文化協会会長賞
ポインセチア’ピープライド マーブル’ (5.0gou)  岡田 幸雄 (愛知県)
NHK出版「趣味の園芸」賞
ポインセチア’ジェスター レッド’ (4.0gou)  渡会 裕樹 (愛知県)
東海地域花き普及・振興協議会会長賞
ミニシクラメン (3.5gou)  村松 正人 (愛知県)

愛知豊明花き流通協同組合理事長賞
ポインセチア (4.0gou)  戸谷 猛 (愛知県)
豊成会会長賞
デンマークカクタス’ビューティーシャイ’ (6.0gou)  細谷 喜之 (愛知県)
豊和会会長賞
プリムラ マラコイデス (4.0gou)  牛田 豊文 (愛知県)

豊明花き(株)社長賞
シンビジウム パームライン’ルナ’ (8.0gou)  岡田 紘平 (愛知県)
日本植物運輸(株)社長賞
シクラメン(シロ) (5.0gou)  里邨 守彦 (三重県)
トヨアケアグリ(株)社長賞
パフィオペディルム パフィオ グリーン(タイリン) (15.0gou)  佐野 豪一 (三重県)

(株)花卉園芸新聞社賞
デンマークカクタス’コンペイトウ’ (6.0gou)  服部 幸三 (愛知県)
(株)誠文堂新光社「農耕と園芸」賞
ポインセチア’レモンスノー’ (4.5gou)  永井 義則 (愛知県)
(株)草土出版賞
プリムラ ジュリアン’ポニー’ (3.0gou)  坪井 清彦 (愛知県)

アイデア賞
ポインセチア’ソノーラ ブライトスカーレット (3.0gou)  佐竹 静 (岐阜県)
奨励賞
ミニシクラメン (4.0gou)  小関 三男 (岐阜県)

contest schedule

carry date 2004年11月30日
judge date 2004年12月01日
auction date 2004年12月02日

entries number

出展分類 点数
 シクラメン 5.5寸以下 145
 6.0寸以上 159
 ポインセチア類 169
 クプレッサス’ゴールドクレスト’ 19
 その他鉢花・観賞樹等 212
 シャコバ類 73
 シンビジューム 149
 デンドロビューム 23
 ファレノプシス 34
 オンシジューム 14
 その他 洋蘭 33
総合計 304

contest review

東海鉢物品評会2004鉢花・蘭の部
ならびに鉢物品評会2004鉢花・蘭の部合同審査会審査講評
 本品評会は、鉢物栽培技術の改善と品質の向上を期するとともに、消費宣伝を図り、もって鉢物経営の安定的発展に寄与することを目的としています。審査員一同その趣旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。

1. 出品点数
 総出品点数は1,030点で、その内訳はシクラメン304点、ポインセチアなどの一般鉢花473点、ラン類253点でした。

2. 審査方法
 審査は、東海農政局及び北海道から福岡県まで1道15県の専門技術員、試験研究関係者等19名、流通・小売り関係者10名、ガーデニング・フラワーデザイン関係者5名の合計35名で当たりました。  第1次審査は、シクラメン部門、ポインセチア及びその他鉢花部門、シャコバサボテン及びラン部門の3班に分け、品質、商品性、生育の均一度について合議制で審査しました。その後、それぞれの部門の上位出品物を持ち寄り2次審査として審査員全員による投票・合議で受賞順位を決定しました。

3. 審査結果
 農林水産大臣賞には、岐阜県の三浦綱彦氏が出品したシクラメン(5号鉢ミックス)を選びました。花色の発色が抜群で、株のバランス、花、茎の揃い、花形がきわめて優れ、商品性の高いものと評価されました。また、品評会大賞には栃木県の永岡康夫氏のシクラメン(6号鉢)を選びました。花立ちが良く、鉢と花葉のバランス、ボリウム感ともに優れた秀品でした。また、これに続く金賞70点、銀賞116点を決定しました。
4. 審査講評
 今年は、昨年の冷夏とは対照的な猛暑とそれに続く台風の直撃、さらに11月の高温条件が追い打ちをかける形となり、肥培管理や病害虫対策などで非常に苦労の多い年となりました。しかし、出品物は全体的に優れたものが多く、生産者の皆さんの不断の努力の成果が表れたものと感じました。
 以下、審査の過程で気づいた点等を部門ごとに申し上げます。

(1)シクラメン部門
 出品点数304点の内訳は、5.5号以下145点、6.0号以上159点でした。
 本年は、夏季の高温、台風の襲来、秋以降の高温とシクラメン栽培にとって苦労の多い年となりましたが、出品物は全体的に高品質のものが多く、特に6.0号以上の大鉢で、生育、葉と花のバランス、揃い等優れたものが多く出品され、生産者の高度な栽培技術、日々の管理努力を伺うことができました。
 一方、5.5号鉢以下では、全体的に高品質のものが多い中、一部の出品物で葉の手入れが不十分なもの、株にしまりのないもの、鉢に汚れが目立つものが散見されるなど出品物の品質差が大きくなっていました。このサイズは消費の中心となるものであり、バラエティの充実を確保し、適切な栽培管理に心がけるようお願いしたいと思います。
 また、出品について、白色、黄色の品種に高品質のものが少ないとの指摘とともに新規性の高い品種の出品が望まれます。
 また、花弁が反転せずに「風車」のような花形に特徴のある新品種とラベルに携帯端末で読みとるバーコードをプリントし、手入れの方法等の情報提供を行っているもの2点を奨励賞、金属性容器でミニシクラメン3種を寄せて栽培し、袋入り販売を想定しているものを努力賞に推薦しました。特に、バーコードでの情報提供は多くの審査員から高く評価されるとともに、今後の普及を期待する声が聞かれました。

(2)一般鉢花部門
 出品点数は400点で、ポインセチア類169点、ゴールドクレスト19点、その他鉢花・観賞樹等212点でした。
 ポインセチアはこの季節を演出する代表的な鉢花でありますが、品種数も多くなり、仕立て方なども工夫され変化に富んだものが大変多く、消費者のニーズに充分対応できる高品質なものが多くありました。こうしたことが消費者の購買意欲を高めることに貢献していると思われます。しかし、5号鉢程度の大きさに品質の良いものが少ない感じがしました。販売を考えると、あまり大鉢よりも鉢の大きさは5号を主力にし、色の組み合わせなども、販売しやすい形態にすることが重要だと思われます。
ゴールドクレストは、仕立て方に工夫したものが多く見られましたが、オーソドックスなものや小鉢が少なく、寄せ植え材料として品質の高いものがもっと有っても良いと思われます。
 その他の鉢花では、ハボタンやマンリョウなど季節感のある高品質なものが多く見られました。葉ボタンなどは小型化され、寄せ植えやアレンジなどに使いやすいものが多くありました。中には、季節はずれの品目も有りましたが、珍しさだけでなく観賞のしやすさも考える必要があると思われます。

(3)シャコバサボテン・ラン部門
 出品点数はシャコバサボテン73点・ラン類253点で、ラン類の内訳は、シンビジウム149点、デンドロビウム23点、ファレノプシス34点、オンシジウム14点、その他のラン33点でした。
 シャコバサボテンは、全体的に良い出来の品物が多く出品されておりました。ただ条件的に作りやすい時期であり、鉢間の生育揃いや株の締まりの点で劣るものが見受けられました。
 ラン類は、全体的にバランスを考えた陶器鉢の選択や仕立て方の工夫がなされており、生産者の商品性向上に対する旺盛な意欲が感じられました。
 シンビジウムは、スタンダード仕立て79点、下垂タイプ(キャスケード)及びアーチ仕立て70点の出品がありました。スタンダード仕立てのものに良い品物が多く認められました。消費嗜好がオーソドックスな落ち着いたものを求める傾向にありますので、より一層の努力をお願いします。下垂タイプやアーチ仕立てのものにも優れた品質のものが多くありました。ただ残念なことに台風の影響と思われる葉の傷み(葉先が切り取られたもの)やハダニの被害が一部に認められました。ミニサイズのものや香りを重視したものなどの新しい品種の出品を期待します。
 ファレノプシスついて、大輪系のものは全体的に花の並びは良かったのですが、やや小輪数が少ない傾向がありました。今後ミニタイプやミディータイプのもののより多くの出品をお願いします。
 デンドロビウム、オンシジウムについても出品数が少なく残念でした。今後の奮起を期待します。

 以上、審査の概要についてとりまとめました。今後とも皆様方が品質及び商品性の向上とともに需要の拡大に一層の精進を期待し、審査講評といたします。
平成16年12月1日(水)
   審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部副部長 酒井広蔵

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