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| carry date | 2004年06月08日 |
| judge date | 2004年06月09日 |
| auction date | 2004年06月10日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| フィカス | 67 |
| ヘデラ | 25 |
| シェフレラ | 48 |
| ドラセナ | 126 |
| フィロデン・モンス | 67 |
| アグラオネマ・デヘン | 46 |
| カラテア | 34 |
| ヤシ | 54 |
| カンソウチク | 8 |
| シダ | 41 |
| アナナス | 36 |
| アンス・スパティ | 39 |
| タニクサボテン | 69 |
| モクホンセイカンヨウ | 85 |
| ソウホンセイカンヨウ | 75 |
| コニファー | 18 |
| 観賞樹一般 | 62 |
| その他 | 49 |
| 総合計 | 952 |
| 東海鉢物品評会・2004観葉植物の部 鉢物品評会・2004観葉植物の部 審査講評 |
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|---|---|
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本品評会は、鉢物栽培技術の改善と品質の向上を期すると共に、消費宣伝を図り、もって鉢物営農の安定発展に寄与することを目的としています。今回は茨城県から沖縄県までの1都1府19県から、昨年を65点も上回る952点の観葉植物が集まり、長引く景気低迷の中から抜け出そうとする生産者の強い意欲を感じられるものでした。審査員一同、品評会の趣旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。 以下、審査員を代表して審査の概要及び結果を報告申し上げます。 |
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| 1、 | 出品点数 |
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総出品点数952点の内訳は、ドラセナ類126点、多肉サボテン類69点、フィカス類67点、フィロデンドロン・モンステラ類67点、ヤシ類54点、シェフレラ類48点、アグラオネマ・デフェンバキア類46点、シダ類41点ほか、アンスリウム類、カラテア類、アナナス類等多くの種類で出品がありました。 贈答需要やリース需要の大中鉢が減少し一般消費向けの小鉢が増加している生産状況の中で、今回は大鉢の原木ものが例年になく多く出展されており、カラーリーフや素材としての出品が少ない感がありました。 |
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| 2、 | 審査方法 |
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審査は、東海農政局、全国各地の試験場の研究員や専門技術員及び流通・小売り関係者やガーデニング等関係者24名で当たり、審査基準に基づき商品性に重点を置いた合議制による比較審査方法で実施しました。 1次審査は2班で分担しA班がフィカス、ヘデラ、シェフレラ、ドラセナ、フィロデンドロン・モンステラ、アグラオネマ・デフェンバキア、カラテア、ヤシ、カンノンチク、シダ類を審査し、B班はアナナス、アンスリウム・スパティフィラム、多肉サボテン、木本性観葉、草本性観葉、コニファー、鑑賞樹一般、その他を審査しました。 2次審査は鉢物品評会と東海鉢物品評会に分かれて投票方式で上位入賞品(金賞)を選出しました。その後、合議によりそれぞれの最上位4点の順位を決定しました。 |
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| 3、 | 審査結果 |
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全国的な暖冬とその後の穏やかな気候変動の中、順調な生育を示してきたこともあり出品物は品質の良い物が多くありました。技術的にも年々向上してきており、病害や管理のまずさを示すようなものは見られず、全体的には質の高い内容でした。 その中でも農林水産大臣賞に選定した6号鉢のフィロデンドロンは新葉が従来の品種にはないイエローグリーンの新品種で、コンパクトに仕上げてあるだけでなく、鉢とのバランスも良い秀品であり、多くの審査員から高い評価を得ました。また、品評会大賞に選定した10号のハツユキカズラは、特徴である葉の色も鮮明に発色しており、ボリュームがあり、スタンドタイプの鉢とのバランスも優れた見事な出来映えでした。また、2席以下の上位入賞品もそれぞれインパクトのあるものばかりで、審査員一同、最後まで順位付けに苦慮した次第です。 審査の過程でいくつかの課題や提案が出されましたので、今後の経営改善並びに品評会への取り組みの参考にしていただきたいと思います。 |
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(1) 消費ニーズにあわせた小鉢で低価格帯商品の生産へとシフトしている中、「手間をかけ、丁寧に作り込む」ことは生産側の基本的な責務であります。今回も、生産者の努力が伺われる見事な仕上げができた出品物がある反面、作り込みに欠け完成度の低い物、葉の傷や汚れが気になる物も一部に見られました。観葉植物の消費低迷が続く中、新たな需要を喚起するためにも「質の高い提案型の商品作り」が望まれていると思われます。 (2) 逆に、植物そのものの完成度は非常に高レベルであるのに、鉢への配慮ができておらず、株と鉢とのバランスが悪かったり、鉢そのものの汚れや中途半端な鉢の装飾なども見られ、残念ながら評価を落とした出品物もありました。素材としての提供なのか、完成した商品であるのか、生産者としてどこに力を入れているのかが、使う側によく見えることが必要であると思います。 (3) 「健康志向・ゆとり・癒し・安全・安心等々」このような言葉に託された、植物の持つ能力の評価が高まっており、出品物の中にもいくつかの提案が見られました。健康ブームや個性化に対応した芸術性・美的感覚を持った商品作りも必要です。 また、珍しい物、見た目が変わった物、仕立て方等がおもしろい物等話題性のある出品物も審査で高く評価されました。消費者の目を観葉植物に向けさせ、購買意欲を喚起するPR商品としての役割があると思います。今後も斬新なアイデアを期待します。 (4) 季節柄、御中元の商材として使えるものの提案が、もっとあっても良いのではないかとの意見もありました。アナナス類やアンスリウムなど、観葉植物の中では贈答用として期待の高い品目もあり、末端の消費者だけでなく流通業者に向けてのアピールも必要です。 (5) 審査方法で2次審査に投票方式を導入しました。多くの審査員の意見を集約する方法として有効ですが、まだ未完成な点もあります。審査会を通して品質と消費者ニーズ、商品の付加価値をバランスよく高められる、時代に合った品評会として益々発展することを祈念します。 以上、審査の概要と今後の生産、出品に対する要望について申し上げました。最後にこの品評会の成果が生産や流通はもとより、消費者に対しても広く伝わり観葉植物の消費拡大に寄与できることを期待するとともに、今後の生産者各位のご精進をお願いして審査の講評とします。 |
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| 平成16年6月9日 審査長 愛知県農業総合試験場園芸研究部副部長 酒井広蔵 |
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