クリックすると詳細データがご覧いただけます。(omit titles from names)
| carry date | 2002年06月04日 |
| judge date | 2002年06月05日 |
| auction date | 2002年06月06日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| フィカス | 64 |
| ヘデラ | 16 |
| シェフレラ | 31 |
| ドラセナ | 71 |
| フィロデン・モンス | 67 |
| アグラオネマ・デヘン | 43 |
| カラテア | 10 |
| ヤシ | 23 |
| カンソウチク | 5 |
| シダ | 50 |
| アナナス | 24 |
| アンス・スパティ | 24 |
| タニクサボテン | 41 |
| モクホンセイカンヨウ | 71 |
| ソウホンセイカンヨウ | 68 |
| コニファー | 25 |
| 観賞樹一般 | 33 |
| その他 | 50 |
| 総合計 | 715 |
| 第18回 全国観葉植物共進会 審査講評 | |
|---|---|
| 昨年は厳しい経済の影響を受け観葉植物の市況は大きく低迷をしていましたが、本年は2月からのサンスベリアの爆発的な需要から始まって、市況は大きく好転しています。さらに、暖冬の影響が5月もそのまま引き続き出荷も2週間ほど全体に早まっています。この観葉植物にとっての好条件が、これからの出荷シーズンに引き続き期待できるものと思います。 さらに、観葉植物生産者は従来の業務需要から個人消費へと多様な消費形態に対応でき るよう生産体制の切り替えが積極的に取り組んでいる姿が見られます。それが今回の出品状況に現れておりました。また、出品状況では北は東北から南は沖縄県までの広い地域から、昨年に比べてより多くの出品がありました。第18回全国観葉植物共進会がこのよう に盛大に開かれたことについては誠に喜ばしい限りです。 本共進会は、「観葉植物の消費者ニーズに即した生産振興と安定的な供給を促進し、もって消費の拡大を図ること」を目的にしていますので、審査員一同その主旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。 以下、審査員を代表して審査の概要及び結果をご報告申し上げます。 |
|
| 1、 | 出品点数 |
総出品点数は715点で、その内訳は6号鉢以下が383点、7号鉢以上が332点でした。 昨年の出品に比べ出品点数は60点ほど増加しています。 |
|
| 2、 | 審査方法 |
審査は、東海農政局、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、千葉県、福岡県、鹿児島県、 沖縄県の試験研究及び流通、小売り関係者20名と特別審査員として2名の計22名で当たり、審査基準に基づき商品性に重点を置いた合議制による比較審査方法で実施しました。 審査は フィカス、ヘデラ、シェフレラ、ドラセナ、フィロデンドロン・モンステラ類、アグラオネマ・デフェンバキア類、カラテア、ヤシ、カンノンチク、シダとアナナス類、ア ンスリウム・スパティフィラム類、タニクサボテン類、木本性観葉植物、草本性観葉植物、コニファー類、観賞樹一般、その他の種類に分けて審査をしました。 |
|
| 3、 | 審査結果 |
今年度の共進会は、生産者の技術水準が高くなりつつあり、生産物は全体的に品質的に優れていました。特に沖縄、鹿児島産の大鉢は、葉がきれいで鉢とのバランスも良く甲乙付けがたいものばかりでした。そして一部では、より作り込まれた傑出したものも見られました。 最優秀大賞に選定したパキラ アクティカは、10号鉢でバランスがよく、葉色の緑が鮮明で、葉の厚みがあり、枝の節間がよくつまっており、大変人目を引くものでした。次席のカラテア ストロマンテは5.5号鉢でバランスがよく、葉色の赤色が鮮明で、さらに葉の先の枯れが少なく商品性の高いものでした。 審査の過程でいくつかの問題点が指摘されましたので、今後の経営改善並びに共進会への取り組みの参考にしていただきたいと思います。 |
|
(1) 中小鉢は出品点数が少なく残念でした。その中で、一部ボリューム不足のものや、鉢とのバランスの悪いものが若干見受けられました。特に、今年は腰高の鉢が多く出品されていましたが、植物の草姿やボリュームに合わせ、容器を工夫するとよりよい商品になると思われます。 (2) これからの生産者は、「消費者に利用してほしい用途」を意識した栽培や容器の選択が重要ではないかと思われます。その「利用を期待する用途」によって鉢の色、鉢の高さ、鉢サイズを提案されていくとさらに需要が拡大することが期待できます。 (3) アナナス類では鉢サイズと草丈のバランスがよくない物が一部見られました。観葉植物では花付き観葉植物として重要な商品ですので、さらに需要を喚起するようお願いします。 (4) 最後に、寄せ植えやアレンジしたものについて議論がなされました。これらのものはガーデニングブームとあいまって簡易で家庭に飾れるため需要はかなりあります。しかし、寄せ植えした植物の性質が異なり取り合わせが悪いものがみられました。出荷する場合は、 植物の特性を理解して出荷する必要であるとの意見が出されました。 以上、審査の概要と今後の生産、出品に対する要望について申し上げました。今回は厳しいことを申し上げましたが、この観葉植物共進会が、新しい観葉植物生産の提案の場として話題性や新規性などに富んだ出品構成になっていくことを期待するからであります。 最後に、この共進会が益々発展することを祈念するとともに、今後の生産者各位のご精進をお願いして審査の講評とします。 |
|
|
平成14年6月5日 審査長 愛知県農業総合試験場花き研究所長 福田正夫 |
|