第12回全国観葉植物共進会

winners

クリックすると詳細データがご覧いただけます。(omit titles from names)

農林水産省農産園芸局長賞
パキラ アクアティカ (9.0gou)  山田 康次 (愛知県)
東海農政局長賞
クテナンセ クメリア−ナ (6.0gou)  小坂井 力男 (愛知県)
愛知県知事賞
マダガスカル ジヤスミン (4.0gou)  太田 清吾 (愛知県)

三重県知事賞
プテリス (3.0gou)  加藤 学 (三重県)
岐阜県知事賞
グズマニア (7.0gou)  伊藤 彰教 (岐阜県)
静岡県知事賞
ポトス’マーブル クィーン’ (7.0gou)  池谷 仁緑 (静岡県)

千葉県知事賞
シェフレラ A.’ホンコン フイリ’ (10.0gou)  林 健一郎 (千葉県)
鹿児島県知事賞
ドラセナ コンシンナ (D.マジナータ) (10.0gou)  小村 幸一 (鹿児島県)
福岡県知事賞
シンゴニウム (5.0gou)  波左間 廣美 (福岡県)

沖縄県知事賞
ドラセナ コンシンナ (D.マジナータ) (10.0gou)  比嘉 久賀 (沖縄県)
名古屋市長賞
カラジュウム’ホワイト クリスマス’ (5.0gou)  金子 正 (埼玉県)
豊明市長賞
ハシラサボテン ルイ (8.0gou)  間瀬 憲一 (愛知県)

指宿市長賞
クダモノトケイソウ (10.0gou)  庄野 直道 (鹿児島県)
(社)日本花き卸売市場協会会長賞
ポトス (12.0gou)  向 満男 (滋賀県)
日本園芸商協会会長賞
ブライダルベ−ル (6.0gou)  大羽 敬一 (愛知県)

愛知園芸商組合理事長賞
アグラオネマ (6.0gou)  岡田 佳宏 (愛知県)
愛知県経済農業共同組合連合会会長賞
アンスリウム’アポロ’ (7.0gou)  荒木 敏美 (愛知県)
愛知県花き温室園芸組合連合会会長賞
デヘンバキア’カミ−ラ’ (7.0gou)  近藤 勝彦 (愛知県)

三重県花植木振興会会長賞
ヘデラ・ヘリックス (3.0gou)  藤井 保之 (三重県)
岐阜県園芸特産振興会会長賞
ミニサボテン (3.0gou)  加藤 孝義 (岐阜県)
静岡県鉢物生産振興会会長賞
ペペロミア オブツシフオリア (アオ) (4.0gou)  川合 嘉雄 (静岡県)

千葉県花き園芸組合連合会会長賞
エクメア フアツシア−タ (6.0gou)  平野 勝則 (千葉県)
鹿児島県花き振興会会長賞
ゲツキツ(オレンジジャスミン) (10.0gou)  三反園 博 (鹿児島県)
福岡県花き園芸組合連合会会長賞
シュロチク (7.0gou)  寺嶋 孝弘 (福岡県)

沖縄県花き園芸協会会長賞
ブレクナム ギバム (6.0gou)  玉栄 朗 (沖縄県)
愛知豊明花き流通協同組合理事長賞
アンスリウム (6.0gou)  榊原 梅之丞 (愛知県)
愛知豊明花き流通協同組合理事長賞
ステレオスペルマム ダニエレ (5.0gou)  志水 宏 (愛知県)

愛知豊明花き流通協同組合理事長賞
ピレア カデイエレイ (5.0gou)  藤井 綱男 (滋賀県)
豊成会会長賞
ポトス (4.0gou)  高木 勝美 (愛知県)
豊成会会長賞
ドラセナ コンシンナ (D.マジナータ) (8.0gou)  比嘉 久賀 (沖縄県)

豊和会会長賞
ヘデラ・ヘリックス (7.0gou)  中山 敦 (茨城県)
豊和会会長賞
ポトス (3.0gou)  浅岡 茂光 (愛知県)
(株)花卉園芸新聞社賞
シノブ (6.0gou)  市原 誠 (兵庫県)

農耕と園芸賞
D.F.’マッサンゲアーナ’ (4.0gou)  加藤 旭 (三重県)
(株)温室研究社賞
ポトス (7.0gou)  浦野 貴至 (愛知県)
努力賞
ヘデラ H.’カリフオルニア ゴ−ルド’ (6.0gou)  山本 英行 (愛知県)

努力賞
シノブ (10.0gou)  市原 誠 (兵庫県)
努力賞
サボテン (13.0gou)  田原迫 正一 (鹿児島県)
アイデア賞
ヘデラ・ヘリックス (4.0gou)  山本 勝 (静岡県)

アイデア賞
オリヅルラン (5.0gou)  加藤 学 (三重県)
アイデア賞
シンゴニウム (5.0gou)  波左間 廣美 (福岡県)
奨励賞
カラジュウム’ホワイト クリスマス’ (7.0gou)  金子 正 (埼玉県)

奨励賞
ヒロハオリヅルラン (4.0gou)  藤浪 操 (愛知県)
奨励賞
ネペンテス (5.0gou)  池田 太一 (愛知県)
奨励賞
コウモリラン (3.0gou)  加藤 学 (三重県)

奨励賞
ペペロミア グラベラ (5.0gou)  藤井 綱男 (滋賀県)
奨励賞
ドラセナ コンシンナ (D.マジナータ) (8.0gou)  小村 幸一 (鹿児島県)

contest schedule

carry date 1996年06月18日
judge date 1996年06月19日
auction date 1996年06月20日

entries number

出展分類 点数
ドラセナ類 69
フィロデンドロン類 65
草本性観葉 44
多肉・サボテン類 43
木本性観葉 40
その他 266
総合計 527

contest review

 観葉植物の市況が低迷している情勢下にありながらも、生産意欲が減退するどころか、非常に優れたものが多く出品されており、しかも、種類、鉢サイズ、仕立て方等を多様化させ、商品開発によって難局を打開しようとする、生産者の積極的な熱意や姿勢が随所に見られました。  本年の出品傾向は10号鉢以上の出品が減少したため、7号鉢以上の出品点数より6号鉢以下の出品点数の方が上回りました。このことはおそらく本共進会始まって以来かと思われます。

(1)最優秀大賞に選定したパキラは、わい化剤の利用で適度に葉がしまり、鉢とのバランスが良く、商品化技術が大きく評価されました。また、金賞の上位に選定した中では、6号鉢のクテナンテ・クメリアーナや3号鉢のプテリスは葉がきれいに仕上がり、そろいも良く好評でした。このように種類の選択にあたって、リバイバル品の再評価も大切と考え選定しました。
(2)観葉植物の大鉢が多く用いられる貸鉢ではバブル経済の影響で需要の減退を招いたり、観葉植物全体に目新しい種類が乏しくなってきていることなどから、長らく停滞ムードが漂っていました。今回はベンジャミナ・ゴールデンスポット、カラジュウム・ホワイトクリスマス等葉色が明るい感じの植物や、アナナス類やサボテン等の寄せ植えが増加し、華やいだ共進会となりました。観葉植物のイメージが様変りして、世の中の不景気を払拭する勢いが感じられました。
(3)これからの観葉植物生産や新商品開発に当たっては、次のような点を参考にしていただきたいと思います。

  • 観葉植物はインドアグリーンという固定観念を捨て、アウトドアグリーンとしてのジャンルを構築していくことが必要で、利用場面の拡大につながります。  英国風ガーデニングの影響からコンテナ、ハンギングバスケット、花壇等の植え込み材料としての需要増加が予想されます。そのため、春から秋にかけて野外の強光線に耐えるような種類の選定、栽培方法の検討が望まれます。
  • 観葉植物の消費拡大のためには、新しい種類の商品化が不可欠です。同時に古い種類については仕立て方、鉢サイズ等の工夫によって、リバイバル化に向けた努力をしていただきたいと思います。
  • アナナス類をはじめとした寄せ植えは、販路によっては需要があります。出品物の中には、花が葉に隠れてしまっていたものや、全体のバランスの悪いものも見受けられました。寄せ植え技術向上のためには、是非美的センスを養っていただきたいと思います。
  • 特に大鉢において鉢用土の軽量化をお願いします。ただし、軽量化を図る上で注意しなければならないのは、鉢用土のピートモス含量を多くすると肥料切れが起きやすくなりますので、消費者に適正な肥培管理法の情報を提供する必要があると思います。また、当然ながら軽量化とはいえ、転倒しにくい鉢重量を最低限確保しなければならないことはいうまでもありません。
  • 吊り鉢の出品物の中で受け皿のないものもありました。商品としては、欠陥商品ですので、必ず受け皿を付けるようにしてください。

  • 今年の大鉢の木物は、良く売れる春に品不足でありました。産地は安定した需要を確保するためにも、常に安定供給していただくことが望まれております。


 以上、審査結果の概要と今後の生産への要望についてとりまとめました。国民生活の向上によって、緑の供給源としての観葉植物の用途は今後ますます広がりを見せることが予測されます。室内外の緑化等で生活に密着した需要が期待されており、これに向けた商品化や安定供給が生産・流通側の使命と考えます。とりわけ、利用場面の拡大に対するみなさまの創意と工夫こそがこれからの発展の鍵になりますので、今後とも一層のご精進をお願いします。

審査長 愛知県農業総合試験場
    花き研究所長 原 幹博

scenery of judgement

scenery of judgement1
scenery of judgement2