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| carry date | 2001年06月05日 |
| judge date | 2001年06月06日 |
| auction date | 2001年06月07日 |
| 出品分類 | 点数 |
|---|---|
| フィカス類 | 36 |
| ヘデラ類 | 15 |
| シェフレラ類 | 20 |
| ドラセナ類 | 70 |
| アナナス類 | 33 |
| フィロデンドロン・モンステラ類 | 63 |
| アグラオネマ・デヘンバキア類 | 45 |
| アンスリウム・スパティフィラム類 | 32 |
| カラテア類 | 12 |
| ヤシ類 | 16 |
| シダ類 | 46 |
| タニクサボテン類 | 20 |
| 木本性観葉 | 62 |
| 草本性観葉 | 66 |
| コニファー類 | 16 |
| 観賞樹一般 | 32 |
| その他 | 68 |
| 合計 | 652 |
| 大変厳しい経済の影響を受け観葉植物の市況は大きく低迷をしています。このような社会情勢の中、生産者の栽培意欲が減退するのではないか心配しておりました。しかし、昨今の生産状況を見ていますと生産者は業務需要から個人消費への切り替えに積極的に取り組んでいる姿が見られます。それが今回の出品状況に現れておりました。また、出品状況では北は東北から南は沖縄県までの広い地域から、昨年に比べてより多くの出品がありました。第17回全国観葉植物共進会がこのように盛大に開かれたことについては誠に喜ばしい限りです。 本共進会は、「観葉植物の消費者ニーズに即した生産振興と安定的な供給を促進し、もって消費の拡大を図ること」を目的にしていますので、審査員一同その主旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。 以下、審査員を代表して審査の概要及び結果をご報告申し上げます。 1 出品点数 総出品点数は652点で、その内訳は6号鉢以下が332点、7号鉢以上が320点でした。昨年の出品に比べ出品点数は30点ほど増加しています。 2 審査方法 審査は、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、千葉県、福岡県、鹿児島県、沖縄県の試験研究及び流通、小売り関係者20名と特別審査員として2名の計22名で当たり、審査基準に基づき商品性に重点を置いた合議制による比較審査方法で実施しました。 審査は ヘデラ、木本性観葉、ヤシ、ドラセナ、シダ、カラテア、フィカス、シェフレラとアナナス類、フィロデンドロン・モンステラ類、アグラオネマ・デフェンバキア類、アンスリウム・スパティフィラム類、多肉サボテン類、草本性観、コニファー類、観賞樹一般、その他の種類に分けて審査をしました。 3 審査結果 今年度の共進会は、生産者の技術水準が高くなりつつあり、生産物は全体的に品質的に優れていました。そして一部では、より作り込まれた傑出したものも見られました。 最優秀大賞に選定したアンスリウム’ピンクチャンピオン’は、花苞の花色、葉色の緑が鮮明で、寄せ鉢でしたが草丈も3本ともよく揃って大変人目を引くものでした。次席のドラセナ.コンシーナ’ホワイボリー’は10号鉢であり、業務主体の需要のものですが、幹と葉のバランスが良好で、葉色も良好でよく作り込まれており、これからも生産を続けて欲しいものでした。 審査の過程でいくつかの問題点が指摘されましたので、今後の経営改善並びに共進会への取り組みの参考にしていただきたいと思います。 1 中鉢、大鉢は時間をかけて丁寧に作り込んだ物が多く出品されていましたが、一部で葉がふるったり、新芽が伸びていた物が見られましたので出荷時の馴化については十分注意して欲しいと思われました。 2 観葉植物の利用の中心はインドア商品です。しかし、最近は病院などの医療現場での需要も伸びており、そのためにカラフルな物の需要が見られますので、従来の緑の葉物から幅を広げて欲しいと思います。特に、斑入り物やカラーリーフ類の癒し系に富んだアイテムの生産が望まれています。このことは将来の需要拡大につながっていく物と思われます。 3 小鉢ものは、ガーデニングの素材としての需要が高まってきています。特に、最近は夏期に鉢花と組み合わせて戸外の利用が増えております。そのためにも今後は和物やオーストラリア原産の温帯性の物などから商品開発を行い、新たな商品して需要喚起をさらに進めて下さい。 4 個人消費で期待される小鉢の3号サイズの品物が少なかったこと、やアナナス類では単品での出品が少なかったことなどが気になりました。今後はそれらの需要に期待されるよう出品をお願いします。 5 最後に、容器に関する議論がなされました。一部陶器の容器で出荷されているものも見られましたが、消費の用途を考えて選択されることが必要であるとの意見が出されました。 以上、審査の概要と今後の生産、出品に対する要望について申し上げました。今回は厳しいことを申し上げましたが、この観葉植物共進会が、新しい観葉植物生産の提案の場として話題性や新規性などに富んだ出品構成になっていくことを期待するからであります。最後に、この共進会が益々発展することを祈念するとともに、今後の生産者各位のご精進をお願いして審査の講評とします。 平成13年6月6日 審査長 愛知県農業総合試験場花き研究所長 早川岩夫 |