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| carry date | 2000年11月28日 |
| judge date | 2000年11月29日 |
| auction date | 2000年11月30日 |
| 出展分類 | 点数 |
|---|---|
| シクラメン | 256 |
| 洋ラン | 202 |
| ポインセチア | 174 |
| シャコバサボテン | 100 |
| その他 | 218 |
| 総合計 | 950 |
第22回全国鉢花共進会が盛大に開催されましたことに心からお祝い申し上げます。この共進会にあたり生産者を始め関係者のご尽力に心から敬意を表します。本共進会は、「全国の鉢花栽培技術の改善と品質向上及び消費宣伝によって花き園芸の振興に寄与すること」を目的にしていますので、審査員一同その主旨を十分念頭に置き慎重に審査いたしました。 以下、審査員を代表して審査の概要及び結果をご報告申し上げます。 1 出品点数 総出品点数は950点で、その内訳はシクラメン256点、洋らん202点、ポインセチア174点、シャコバサボテン100点、その他218点でした。前年に比べて100点余り多い出品がありました。 2 審査方法 審査は、北海道から高知県までの1道12県の行政、試験研究関係者17名と、流通、小売、中卸、市場関係者9名、更に特別審査員としてガーデニング評論家の桜井氏を加えた 27名で、審査基準に基づき商品性、品質、生育の均一度について、合議制によって厳正に実施しました。審査は、シクラメン、洋らん、その他の部門の3班に分かれて行い、各班から最優秀大賞1点づつを持ち寄り全審査員で農産園芸局長賞を選定しました。 3 審査結果 農産園芸局長賞には、岐阜県の三浦綱彦氏が出品されたシクラメン(5号鉢)を推薦しました。また、これに続く金賞71点、銀賞100点を推薦しました。 4 審査講評 今年の気候は、夏季が全国的に高温で、関東から西日本地域では雨も少なくいわゆる猛暑の年でした。また、9月は地域によっては集中豪雨などがあり多雨の傾向にありましたし、11月に入ってからは高温の状態が続き、生産者にとっては栽培管理に大変苦心された年でありました。 これらにより品質の低下や生産量の減少が心配されましたが、今回出品されたものは、全体的に品質が優れており、生産者の栽培技術の高さと日々の管理の努力が伺われました。また、全体に病害虫に侵されたものや葉及び鉢の汚れたものも少なく、出品に関する基本的な注意点が守られ、全体的に良い印象を受けました。 以上、審査の概要についてとりまとめました。今後、皆様方が品質及び商品性の向上とともに消費需要の拡大に一層ご精進されますことを期待します。 平成12年11月29日 審査長 愛知県農業総合試験場花き研究所長 早川岩夫 |
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部門別審査講評 1 シクラメン部門 (1)品点数及び擬賞点数 出品点数 256点 最優秀大賞1点、金賞19点、銀賞28点 (2)審査内容 農産園芸局長賞に輝いた5号鉢のシクラメンは、葉が良く締まり株のボリュウム感があり、花色が鮮明でありました。 今年の夏の猛暑にもかかわらずレベルの高い品質のものが多く出品され、技術水準が平準化されてきました。全体的に選別技術が高くなり花揃いの良いものが増えてきました。中でも5号鉢以下の出品物のレベルが高く、花が良く揃っていました。黄色の品種はだんだんと発色が濃く、株の締まりも良くなって栽培技術の向上が伺われました。国内で育成された品種(黄色シクラメン、ランジェリーピンク)のレベルが比較的高かったように思います。 また、鉢サイズのダウンサイジングが進み、それなりに株の出来が良く努力の跡が伺えました。2.5号軟質ポットのものは寄せ植えに好都合で、今後の生産を期待しています。6号鉢以上のものに葉の柔らかいものや鉢と株のバランスの悪い出品物が見られましたので、より適切な肥培管理に心掛けてください。 2 洋らん部門 (1)出品点数及び擬賞点数 出品点数 202点 金賞17点、銀賞21点 (2)審査内容 本年は、全体的に品質の高さと揃いとも良く、レベルの高い共進会となりました。気候的には昨年同様に高温傾向で、生産者にとっては栽培の難しい年であったにもかかわらず、栽培技術、特に高温に対する技術対策の向上、努力の賜と思われます。 シンビジウムは花着き、花色が良く、葉も消費者ニーズに合わせて短く仕上げられ、ここ数年では最高のレベルであったと思われます。 コチョウランは品種数や、ピンク系が増えて、多様でカラフルさが目立ち、イメージもかなり変わってきたように思われます。質的には、ステムのしっかりしたものが多く高品質なものが目立ちました。ただ、一部にやや開花の進んでいたものが見られ、出荷適期の注意をお願いいたします。 デンドロビウムは出荷の少ない時期でありましたが、本年は花茎の揃い、花数ともに良好でした。品種的には花が真横に向いたものなどが増えてきました。 多様化の時代、他の種類の出品が少ないように感じました。個人的には、ミニカトレアなど、コンパクトなものが増えてもいいのではと思います。今回の共進会を見ても同じ種類の中で品種が増え、花色、姿も様々になってきました。加えて、荷姿や鉢にアイデアを凝らしているものも増えています。こうした生産者のご努力が新しい消費の開拓、購買意欲の向上につながると思いますので、一層のご精進をお願いいたします。 3 その他部門 (1)出品点数及び擬賞点数 出品点数 492点 金賞36点、銀賞52点 (2)審査内容 シクラメン、洋ラン以外のすべてのものを審査しました。 ポインセチアについては、品種、色彩が豊富になり、消費者の選択の幅が広がってくる点は評価できました。今年は、9月以降の天候の影響もあって一部で徒長気味のものや葉、包にスレ傷みが見られました。栽培にあたっては、鉢の間隔や温度管理などに十分注意してください。また、出荷に際しては順化や輸送方法にも注意してください。 なお、最近2.5号、3号鉢のポット仕立ての消費が増えておりますが、今回は出品が少なかったように思われました。今後の出品を期待しています。 シャコバサボテンについては、今年はシェード時期の夜温が高かった影響を心配しましたが、株も良く締まって着花状態も良い秀品が多く出品されました。しかし、出品者がやや減っているようですので、できるだけ大勢の方が出品されるようお願いします。また、今回はピンク系が中心でしたが、消者ニーズの高いオレンジ、黄、純白など色合いを豊富にする工夫もお願いします。 その他の鉢物については、全体的には少量多品目の出品傾向が伺われましたが、花物がやや少なかったように思いました。今年の天候下では生産者の方の苦労も多かったと思いますが、株張り、締まりなど全体的に作柄は良好でした。中でも、ボロニア、レッケンノルティアは揃い、締まりも良くできていました。コニファー類は、夏の暑さの影響もあってゴールデンクレストの一部を除いてやや出来が悪かったように思います。遮光、通風など適切な管理に心掛けてください。 |
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